たからばこ

好きな食べ物はバナナです。

今年も挑戦の年でした

 

 

早いもので、2023年も終わりに近づきましたね。皆さんにとってどんな一年だったでしょうか。

私はブログ1年放置していましたよ。

気まぐれにもほどがある。

 

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今年はオンラインショップを開設し、初の展示会参加、委託販売、ネパールへ寄付するなど、一年目にして多くの機会をいただきました。

作品を気に入ってくださったお客様と出会えたこと、ミティラーアートを通じて友人ができたこと、海外の画家たちと出会えたこと、素晴らしいご縁に恵まれたことを大変嬉しく思います。


来年も変わらずアート活動をしていくわけですが、2024年は今まで以上に絵画の制作に力を入れていきます。

有難いことに、こんな雑貨があると嬉しい!とリクエストをいくつかいただいております。グッズも実現できるかぎり制作し、みなさまにお届けできるようチャレンジしていきますね。

※ミティラーアートは異国の伝統的芸術です。インド神話などで知られるヒンドゥー教の信仰の対象として伝えられていたモチーフも一部あります。

見た目のポップもあり、様々な商品のご提案をいただくこともありますが、一部実現不可な商品もあることを予めご承知おきくださいませ。


ただ先に申し上げたとおり、来年はとくに絵画制作に力を入れていくつもりです。恐らく家に籠る時間が多くなりそうです。伝統的な大きい絵を描いてみたいので、今から心躍らせています。知識を蓄えつつ、技法の練習をしながら丁寧に仕上げていきます。来年も当たり前のように、真剣に筆を動かせていけたら幸せ。

 

私はカラフルな作品を描いていますが、制作に取り掛かる前はザワザワと脳内に邪魔が入ることもあります。

長い歴史のあるミティラー画。多くの画家がいた分だけ、それぞれ生きた物語があります。恐れ多いですが画家の人生と自分の人生を重ねてしまうような歴史を見たとき、励まされている感覚と同時に、過去の自分との戦いになることもあります。

環境の変化で心を乱されても、描き続けてきた彼女たち。批判されても描き続けた。なぜそんなにも強く生きれたのだろう、どんな精神で描き続けたのだろう、などと聞きたいことは山ほどある。もうこの世にいないから聞くことはできないのだけれど。作品の中で答えを探す日々。

 

脳内の恐怖や雑音をシャットダウンさせるためには、専門性(知識)を高めさらに練習、練習、練習。描き続けることをやめてしまったら、この活動は一瞬で終わってしまいます。

 

絶対にそうなりたくない。したくない。

 

日本人がアーティストとしてミティラーの作品を発信する事例は少ないです。我が道を選んだからにはやれるところまでやってみる、切り拓いていく、それに尽きます。

 


私の原動力はみなさんです。多くの方にミティラーアートを知っていただくために、自分の作品を見ていただくために、これからも精進します。いつも応援していただきありがとうございます。

 


そして、来年から原画をショップにて販売いたします!

展示会の期間は会場にお越しのお客様を優先にさせて頂くため、商品を一時クローズする場合もあります。都度、Instagramやショップなどでお知らせしますのでご確認くださいませ。

 


それでは2023年もありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いします。ぺこり。

 

 

のじこ